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あと、成田氏は彫刻家なので、基本的に体型や
ボリュームとかからデザインに入るわけですが
(例えばボクが衣部分の造型リーダーをしていた
大江山の酒呑童子も、ポーズは一度某有名
プロ野球選手(ぶっちゃけ長嶋氏)がバットを
持つ写真を脇に貼りながら作っていました)、
あのスペル星人の場合はどちらかというと
胸の厚みは初代ウルトラマンだし、顔も
ウルトラマン(ダイアカットの目ではなく除き穴
のみにした)ですよね?あのフォルムの元は
結果的に初代ウルトラマンだと思います。

成田氏はウルトラ怪獣や宇宙人をデザイン
する時に、アニメーションの原画用紙も使って
いました(作品集にも書かれてますが)。
つまり下にラフ画を置いてトレスする形で
決定稿を描いていた場合が多いという事です。
つまりラフ画から再トレスしなかったなら
決定稿を描いた記憶が成田氏になくても仕方
ないです。成田氏に決定稿認識が無いという事です。

で、問題はケロイド云々ですが、実相寺氏
らの発言に事実もあるとすると、毛細血管と
いう中途アイデアがあった事になりますが、
そこから先は誰がケロイドアイデアをスペル
星人の着ぐるみ素体に投入したのか解りません。
アザやキズ?わかりませんが、から、毛細血管
からケロイド?やけど?どの段階が誰の
アイデアかわからない。