平昌冬季五輪を担当する韓国の都鍾煥文化体育観光相やスポーツ団体幹部が28日夜、訪韓中の北朝鮮の張雄国際オリンピック委員会(IOC)委員らとソウルで非公式の会合を持ち、平昌五輪開会式での南北合同入場を含め、今後のスポーツ交流活性化に向けた提案をしたことが分かった。韓国の聯合ニュースが報じた。

 提案は文在寅大統領が24日に表明した方針に沿ったもので、会合には五輪組織委員会の李煕範会長や大韓体育会の李起興会長、韓国サッカー協会の鄭夢奎会長らが出席した。

 南北が参加できる大会の創設やセミナーの開催、スポーツ交流協定の締結などが提案されたほか、韓国サッカー協会は2030年のワールドカップ(W杯)招致への北朝鮮の協力を求めた。(共同)

http://www.sanspo.com/sports/news/20170628/oly17062823300006-n1.html