韓国政府が設立した慰安婦被害者を支援する「和解・癒やし財団」の金兌玄(キム・テヒョン)理事長が19日、財団理事会を通じて辞意を表明する中で、同財団は27日、「今後も慰安婦被害者のための事業に最善を尽くしていく」と明らかにした。

同財団はこの日、報道資料を通じて「慰安婦」被害者に対する事業の進ちょく状況を発表した。

財団は昨年10月から最近まで、政府に登録・認定された日本軍「慰安婦」被害者を対象に、生存被害者に合計1億ウォン(約996万円)、死亡被害者に合計2000万ウォンの現金を支給する事業を推進してきた。

これによると、47人の日本軍「慰安婦」被害者のうち34人に現金支給を終え、2人は審議中だ。9人は受け入れ意志を表明しなかった。2人は本人意思確認などが難しく、措置を取れずにいる。

財団はこのような結果を明らかにしながら「すべての日本軍『慰安婦』被害者を記憶し、追慕するための事業を提案していきたい」と明らかにした。

http://japanese.joins.com/article/765/231765.html

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19日、辞意を表明した金兌玄「和解・癒やし財団」理事長