韓国のテレビ局KBSが、2日間にわたり日本に関する特集番組を放映した。タイトルは「日本をもう一度見つめよう」。人工知能(AI)などを活用する第4次産業革命や高齢社会の到来に積極的な対応を見せる日本から教訓を学び取ろうという趣旨だ。

初日は若者離れに歯止めをかけようと工夫を凝らす地方自治体を紹介。2日目は、産業用ロボット大手の安川電機や繊維メーカーの東レ、トヨタ自動車などの大企業のほか、高い技術力を持つ中小企業にスポットライトを当てた。LG経済研究院の李地平首席研究委員が日本企業の持つ強みや課題を解説した。ただ、夜10時から放映されたことあり、視聴率は5.0%と低調だったのは残念だった。

日本企業への就職を希望する韓国の若者も増えている。韓国社会が日本を肯定的に見直してくれるきっかけになることを期待したい。(碩)

https://www.nna.jp/news/show/1641867
2017/08/01(火)