2017年8月4日、韓国KBSワールドラジオによると、微小な粒子状の大気汚染物質であるPM2.5について、米国や日本などの先進国の環境基準を昨年の韓国の測定値に適用した場合、基準を超過する日数が、韓国国内の環境基準を適用した場合に比べて3倍近く増加することが分かった。

韓国環境部の国立環境科学院が公表した「2016年PM2.5の分析結果報告」によると、2016年のPM2.5の平均濃度は1立方メートル当たり22.2マイクログラムで、2015年の同22.4マイクログラムとほぼ同レベルだった。

2016年にPM2.5が国内基準(1立方メートル当たり50マイクログラム以下)を超過した日数は15日だった。だが日米の環境基準(同35マイクログラム以下)を適用した場合は44日となり、3倍近く増加することになる。

環境部と韓国大気環境学会は4日、国会で開かれる公聴会で、PM2.5の測定基準の強化に関連するプランを発表する。(翻訳・編集/柳川)

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写真はスモッグに覆われた日のソウル市内。