「アジア学生交流環境フォーラム」(主催・イオン環境財団、後援・毎日新聞社、中国青年報社、朝鮮日報社、トイチェ社など)は最終日の6日、千葉市の神田外語大で成果発表と閉講式を行った。

 フォーラムには早稲田大と中国・清華大、韓国・高麗大、ベトナム国家大ハノイ校、マレーシア・マラヤ大、カンボジア王立プノンペン大、インドネシア大、タイ・チュラロンコン大の計64人が参加。

 「生物多様性と再生」をテーマに東日本大震災で被災した宮城県などを巡った。同県南三陸町ではカキの養殖場を訪れ、地元漁師らが海の環境に配慮しながら養殖業を復活させたことなどを学んだ。

 閉講式では横尾博・イオン取締役会議長が修了証を授与。チュラロンコン大4年のキティクン・サマパーさん(22)は「異なる国の若者が次世代のために話し合う貴重な体験ができた」と話した。来夏はマレーシアで開催する予定。【明珍美紀】

https://mainichi.jp/articles/20170807/k00/00m/040/018000c

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横尾博・イオン取締役会議長(中央)から修了証を授与された各国の学生ら=千葉市で2017年8月6日、明珍美紀撮影