2017年8月4日、中国のポータルサイト・今日頭条に、なぜ中国の犯罪率は世界の中でも低い方なのかについて外国人が分析したという動画記事が掲載された。

動画によると、その理由の1つが「監視カメラの多さ」にあるという。中国では2010年から2016年の間に監視カメラ設置数が年間平均20%ずつ増加している。

例えば、広東省深セン市には134万台の監視カメラが設置されているほか、上海市には監視カメラをモニターする専門の職員が4000人おり、24時間体制で監視している。

監視カメラのおかげで、上海市では2016年だけで6000人以上の容疑者を逮捕しており、犯罪防止にも役立っているという。

また、世界犯罪指数によると2016年の世界安全な国ランキングで中国は20位となっていると指摘。

中国の殺人発生率は英国やフランス、ニュージーランドより低く、2016年では米国の殺人発生率は世界126位になるほど高かったが、中国は24位の低さだったという。

この理由について動画では、警察システムがトップダウン式で警察をすぐに動かすことができることや、省を跨いだ容疑者の追跡においても豊富な経験があるためだと分析。

国際的にも50カ国以上と犯罪調査や犯人の追跡において協力関係を結んでいると指摘した。

そのため、中国では夜間でも安心して外出できると伝えた。(翻訳・編集/山中)

http://www.recordchina.co.jp/b186541-s0-c30.html

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写真は中国の警察。