女子ゴルフのメジャー第4戦、全英リコー女子オープンは6日、英国北東部セントアンドルーズのキングズバーンズ・リンクス(パー72)で最終ラウンドが行われ、首位スタートで29歳の金寅敬(韓国)が2バーディー、1ボギーの71で回り、通算18アンダーの270でメジャー初優勝を果たした。

 金寅敬がメジャー初制覇し、またしても韓国勢がメジャータイトルを手にした。今季初戦のANAインスピレーションは柳簫然、第2戦の全米女子プロ選手権を制したダニエル・カンは米国籍ながら、韓国移民の両親を持つ。7月の全米女子オープンも朴城ヒョンが優勝した。

 昨季のメジャー最終戦、エビアン選手権の田仁智から数え、メジャーの5大会連続で韓国系が制した。

 宮里藍は以前、「韓国はジュニアの育成に力を入れ、厳しい練習をすると聞いている。10代の層はすごく厚いから、ますます(活躍する選手が)増えそう」と話していたが、それを裏付ける形になった。(共同)

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笑顔で優勝トロフィーを掲げる金寅敬=キングズバーンズ・リンクス(共同)
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優勝した金寅敬=キングズバーンズ・リンクス(共同)