大陸間弾道ミサイル「火星１４型」の２回目となる試験発射で中朝関係は雲行きが怪しくなっている。米・トランプ政権は改めて中国に経済制裁の強化を求めているが、中国は応じようとしない。

　そんな中、北朝鮮国内では中国・丹東で生産されたクッキーの流通が確認された。その名も「菓子」。淡泊な商品名、デザインは、明らかに北朝鮮市場向けだ。

　「先進的な加工技術で品質と保管期日を保障する食料品」と朝鮮語で箱に表記がある。クッキーの中身に餅が入り、ビターな味に仕上がっていた。

　メーカーは「遼寧金杯食品有限公司」。平壌に金正恩党委員長が現地指導したこともある「金杯体育人総合食料工場」と同じロゴを使っており、同工場の中国現地法人っぽい。

　水面下で広がる中朝の蜜月、中国が経済制裁を徹底できるワケがない。

http://www.zakzak.co.jp/soc/news/170807/soc1708070008-n1.html

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中国・丹東で生産されたクッキー