麻生太郎財務相は8日の閣議後の記者会見で、国連安全保障理事会が北朝鮮に対する新たな制裁決議を採択したことについて、「物資などの流れの規制を厳しくするということになったのは、日本として高く評価すべきものだ」との認識を示した。

 制裁決議は、石炭や鉄、鉄鉱石、鉛、海産物の輸出を全面的に禁止。北朝鮮の輸出総額の3分の1に相当する約10億ドルの削減を見込んでいる。

 麻生氏はこれを踏まえ、「金融とか他にもいろいろあるので、政府全体として、さらにどうするか検討していかないといけない」と語った。

http://www.sankei.com/economy/news/170808/ecn1708080015-n1.html