2017年8月7日、中国のポータルサイト・今日頭条に、日本と中国の大学の食堂を比較する記事が掲載された。

記事は、北海道大学の食堂を紹介。最初の印象を「見慣れた光景のようで見慣れない光景」だとした。その理由は、食堂の全体的な構造は中国の食堂と同じだが、日本の食堂は照明が暗いイメージだからだという。

注文の仕方については、中国と同様、プレートをもって料理を注文して受け取り、最後に代金を支払う方式だと紹介。麺類、丼もの、冷蔵品などに分類されていて、価格はだいたい20元前後(約320円)で、中国では10元(約160円)ほどであるのと比べるとやや高いとした。

結論として記事は、食堂に大きな違いは見られないものの、中国の食堂の方が広くて明るいため、日本の食堂の方がみすぼらしい感じがするとした。

これに対し、中国のネットユーザーから「最大の違いは清潔さだろ」、「見た感じでは日本の食堂の印象はとにかく清潔ということだ」などのコメントが寄せられた。

また、「中国の食堂よりみすぼらしいようには全く見えないのだが」、「中国の食堂の方が日本よりひどいというべきだろう」などの反論も多かった。

他には「どんなに日本の食堂がひどくても、日本の食品は安全第一だ」、「少なくとも日本では期限切れの野菜や余った野菜を使うことはない」と、食品安全の面では日本の方が優れているという意見が寄せられた。

全体的には日本の食堂の方がよいという意見が大半を占めていた。(翻訳・編集/山中)

http://www.recordchina.co.jp/b186750-s0-c60.html

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写真は中国の大学の食堂。