2017年8月7日、韓国・朝鮮日報によると、今年上半期の中国輸入市場における韓国製品のシェアは9.4%となり1位の座を固守したが、日本との差はわずか0.5ポイントにまで迫っている。中国メディアの環球網が伝えた。

韓国貿易協会北京支部が7日発表した報告書「2017年上半期の中国経済貿易の評価と下半期の展望」によると、今年上半期、韓国は中国輸入市場でシェア1位の座を維持した。

だが高高度防衛ミサイル(THAAD)の在韓米軍配備に反発する中国の報復措置の影響などにより、2位の日本(8.9%)との差が縮小している。

同支部の関係者は「上半期の中国経済は良好な成長を見せ、韓国が依然として輸入市場でシェア1位を維持しているが、THAAD事態の長期化に伴う輸入先の代替などで韓国製品はますます困難な課題に直面している」とし「中国企業と中国製品の競争力が急速に発展し、競争もますます激しくなっており、韓国の中国進出戦略も変化が必要だ」と述べた。

中国の上半期の輸出、輸入は前年同期と比較してそれぞれ8.5%、18.9%増加している。

同協会関係者は「韓国の対中輸出は、半導体業界の好況などで下半期も良好な業績が期待されるが、中長期の展望は不透明だ」と述べた。(翻訳・編集/柳川)

http://www.recordchina.co.jp/b186862-s0-c20.html