【ソウル聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦問題を巡る2015年12月の韓日合意後、せきを切ったように巻き起こった慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」建立の波が広がり続けている。

11日現在、ソウル市内だけで9カ所に少女像がある。光復節(8月15日、日本による植民地支配からの解放記念日)に除幕式が開かれる衿川区と道峰区の少女像を合わせると11カ所になる。年末には江西区にも建てられる。

平和の少女像は2011年12月14日にソウルの日本大使館前に初めて建立された。市民団体「韓国挺身隊問題対策協議会」が慰安婦問題の解決を求め毎週水曜日に同大使館前で開催する「水曜集会」の1000回目を機に設置した。

ソウル市内の少女像は大きさも形も少しずつ異なるが市民によって建立されたという共通点がある。特に西大門区、中区、城東区の少女像は高校生や大学生の呼びかけにより建てられた。

また、城北区の少女像は、韓国と中国の芸術家により制作された2体の像が並んで座っている。

韓国で少女像建立に弾みがついたのは慰安婦問題が韓日関係における争点として浮上してからだ。15年末の韓日合意後、日本大使館前の少女像のそばでは、像の移転や撤去を心配する大学生たちにより像を守る活動が始まった。

実際、ソウル市内の少女像のうち、15日に除幕式が開かれる2カ所を含む6カ所の像が韓日合意後に建てられた。 

また、昨年末に釜山の日本総領事館前に設置された少女像をめぐる問題で韓日関係が冷え込み、像建立の動きはさらに広まっている。

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ソウルの日本大使館前の「平和の少女像」=(聯合ニュース)
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城北区の公園には韓中の芸術家により制作された少女像が建てられた=(聯合ニュース)
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2016年1月、厳しい寒さの中、野宿をしながら日本大使館前の少女像を守る大学生たち=(聯合ニュース)