0001ねこ名無し ★@無断転載は禁止
2017/08/14(月) 23:20:49.62ID:CAP_USERさらには毛沢東をも超越し、共産主義思想を生んだマルクスやレーニンに並ぶ「習近平主義」と呼称する案まで出ている。
「内モンゴルの各族幹部と民衆は、『習近平総書記の重要講話精神と国政の新理念、新思想、新戦略』を貫徹しなければならない」
8日、党序列4位の兪正声政治局常務委員はフフホトで開かれた自治区成立70周年の祝賀大会でこう演説した。この表現は高官やメディアの間でほぼ統一されており、党規約改正では略称の「習近平思想」が指導思想として記載されるとの見通しが強まっている。
指導者の名を冠した「思想」が盛り込まれれば、胡錦濤前国家主席が唱えた「科学的発展観」や江沢民元国家主席の「三つの代表」はおろか、改革開放を打ち出した「●(=登におおざと)小平理論」も超えて毛沢東と並ぶ権威となる。
任期の真っただ中で「指導思想」として記載されるのも異例だ。
習氏の思想・理念の呼称にはいくつかバージョンがあり、毛沢東思想も凌駕(りょうが)して「習近平主義」とする大胆な案もある。
政府系機関の研究会では、習近平主義の主な内容として(1)「中国の夢」の求心力(2)世界の新時代を導く構想(3)世界の新秩序への転換(4)「小康社会の建設」「党の綱紀粛正」などの4つの全面的推進(5)「人類新形態」の再構築−が挙げられた。
ただ昨年秋の党総会で胡指導部時代には使われなかった「核心」の地位が認められて以降、党内では習氏への権力集中と“個人崇拝化”が進むことに「中国に必要な多元化への逆行だ」(改革派学者)との懸念の声も広がる。
また習思想の実態は、「中国の夢」といった抽象的なスローガンや権力闘争の色彩を帯びた反腐敗運動が主で、中国の高度成長を成し遂げた●(=登におおざと)小平や江、胡氏より格が上とすることには反発も出ている。
http://www.sankei.com/world/news/170814/wor1708140063-n1.html
http://www.sankei.com/world/news/170814/wor1708140063-n2.html