【モスクワ杉尾直哉】北朝鮮が7月に打ち上げた大陸間弾道ミサイル(ICBM)のエンジンが、ウクライナから調達された可能性が指摘された問題で、

ウクライナのトゥルチノフ国家安全保障国防会議書記は22日、疑惑を否定する調査報告書をまとめ、ポロシェンコ大統領に報告した。

タス通信によると、トゥルチノフ氏は「ロケット『RD250エンジン』を含む軍事用や軍事・民間両用の物品について、北朝鮮への輸出を許可する文書を出したことはない」と述べた。

報告を受け、ポロシェンコ大統領は、エンジン調達先を明らかにするため、国連安全保障理事会に働きかけるよう、ウクライナ外務省に命じた。

ウクライナはロシアからの流出を強く疑っているためだが、ロシアは否定している。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170823-00000002-mai-int