2017年8月25日、英ロイター通信は、李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長の1審判決公判の結果を緊急速報で伝え、今回の判決が文在寅(ムン・ジェイン)大統領をはじめとする韓国改革勢力の勝利と評価した。韓国・マネートゥデイが伝えた。

ロイター通信は、25日のコラム「ブレイキングビュー」で、韓国最大の企業サムスン電子の事実上の総帥である李副会長が、歴史的な裁判により、贈賄容疑などで5年の実刑(求刑12年)を宣告されたことを伝えた。

それとともにサムスン関係者の有罪判決は、韓国の改革勢力の勝利と評価した。

ロイター通信は、「今回の判決が後の裁判で覆らない限り、財閥改革を約束した文大統領を後押しすることになる」とし「他の財閥総帥も今回の判決の影響を受ける見通し」と伝えた。

また、ロイター通信は、今回の裁判が最高裁まで行く公算が大きく、「最終判決が出るまでに数カ月はかかるだろう」と指摘した。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「たったの5年だ。苦い勝利ではないか。改革の成功ではなく、改革のための第一歩だ」「5年の実刑判決しか出なかった。求刑の半分にもならない。不足な勝利」

「たったの5年で勝利と言えるか?」「海外では、せいぜいこの程度の結果にしかならないと思っているんだ。だから勝利と見ているんだ」など、判決の内容への不満の声が寄せられた。

また、「正直言って、どうせ執行猶予になるだろうと思っていたけど、実刑になったので、ある程度は評価している」と、判決を評価する意見もみられた。

その他に、「外信も、サムスンが幅広くロビー活動を行っていて、実刑判決は難しいと考えていたみたいだな」とするコメントもあった。(翻訳・編集/三田)

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