チームの顔と言える二人を温存しながらの出場決定に注目

日本代表は31日のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオーストラリア戦に2-0で勝利し、1998年フランスW杯から6大会連続6回目の本大会出場を決めた。

FW浅野拓磨(シュツットガルト)とMF井手口陽介(ガンバ大阪)という若手二人のゴールで勝利した一戦について、大混戦のグループAで最終戦の結果次第ではW杯出場権を逃す可能性がある韓国のメディアは、「ホンダとカガワを温存して決めた」と報じている。

日本は本拠地でアジア王者オーストラリアを相手に、しっかりと勝ち点3を手にした。グループBで勝ち点を20に伸ばし、1試合を残して首位通過を決めた姿を、韓国紙「スポーツソウル」は「ハリルホジッチの日本がオーストラリアを2-0で破り、6大会連続のW杯を決めた。ホンダとカガワなしに成し遂げた」とレポート。

98年フランス大会以降、6大会連続のW杯出場となった日本代表の戦いぶりを紹介する一方、日の丸を長らく牽引してきた日本の二大エースの状況に注目している。

「最終的に日本は、ロシア行きのチケットを手に入れることに成功した。ホンダとカガワを温存しながら、だ」とレポート。香川は左肩脱臼、本田は右ふくらはぎ肉離れの影響で、それぞれ回復途中だった。

コンディションを理由にベンチを温めることになった二人については、「故障による残念なフィジカルコンディションの影響で控えになった」とも報じていたが、韓国メディアにとっては主軸を温存しながらもすんなりロシア行きを決めたハリルジャパンに、どこか羨ましさを隠しきれない様子だった。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

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