中国が韓国国技院で発行するテコンドーの段証を自主的に発行することにして物議をかもしている。 

  中国テコンドー協会は先月31日、協会のニュースを伝えるウェブサイトを通じて「中国テコンドー協会の段証手本展示」というタイトルで段証の写真を掲載した。これによると、段証には中国テコンドー協会のエンブレムと共に7月に選出された中国テコンドー協会長の名前と署名が入っている。 

  その間、韓国国技院の固有の業務を中国テコンドー協会が施行することで、事実上国技院を世界テコンドー本部として認めないということを意味する。8月1日から自主的に段証の発行を始めたことが分かった。 

  中国は、米国に続き、世界テコンドー有品者の15%を占める世界2位のテコンドー市場だ。中国テコンドー協会が自主的に段証発行を継続すれば、韓国のテコンドー産業と世界的影響力に大きな打撃を受ける可能性がある。 

  韓国国技院は中国テコンドー協会の自主的な段証発行は作年11月、国技院と結んだ契約を明らかに違反したとし、契約の遵守を求める計画だ。

http://s.japanese.joins.com/article/239/233239.html
[ⓒ 中央日報日本語版]2017年09月08日 16時40分