来月初めに韓国を訪問するトランプ米大統領は演説を通じて、北朝鮮に対して核・ミサイル開発の完全な放棄を要求し、韓国と日本に対する「核傘」の提供を確約し、軍事的措置を含めたあらゆる選択肢を検討していることを強調するとみられると、日本の読売新聞が15日付けで報じた。

同紙は、ワシントン筋の話として、「トランプ大統領が北朝鮮の核・ミサイル問題を政権の最重要課題に据え、北朝鮮への圧力を強化する方針を最前線で強調する方針だ」と伝えた。

過激な発言で北朝鮮に対する圧力のレベルを上げてきたトランプ大統領は13日(現地時間)、イラン核合意を「認めない」と宣言した上で、記者団に対して「我々は多くのことを準備している」とし、「(北朝鮮と)交渉をして何かが起こり得るのなら、私はいつでも開かれている」と述べ、北朝鮮との対話に応じる用意を示した。

だが、「もし交渉以外のことが行われる場合にも、私のことを信じて欲しい。我々は準備を終えており、以前より多くのこことを準備した」と言い、北朝鮮の挑発には断固とした対応をする決意を改めて強調した。

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