【ソウル=名村隆寛】韓国海軍海兵隊が竹島(島根県隠岐の島町)を「防衛」するための部隊を来年から2020年の間に創設する計画を進めている。19日に開かれた国会国防委員会での海兵隊の報告として、聯合ニュースが報じた。

竹島には韓国の武装警官が常駐しており、海軍や海洋警察が、近海を監視している。また、「独島(竹島の韓国での呼称)防衛」と称し、海兵隊が巡回で防衛に当たり、訓練も実施している。この防衛任務を担当する部隊として、「鬱陵部隊」が新たに編成されるという。

また、これに並行し、「戦略島嶼防衛司令部」の創設も同時期に推進する計画だ。報告では、「中国や日本など周辺国の上陸戦力の増強に先んじる備えを講じている」としており、戦略島嶼防衛司令部は「(北朝鮮に近い黄海側の)北西島嶼を中心とした防衛から、周辺国の脅威にも同時に備えるための転換」だという。

日本固有の領土である竹島を不法に占拠している韓国で、竹島周辺を専門的に防衛する軍部隊が新たに作られることにより、韓国の竹島実効支配は一層強まることになる。

http://www.sankei.com/politics/news/171019/plt1710190069-n1.html


韓国海兵隊 「独島」防衛の部隊創設へ=戦略島しょ防衛司令部も

【鶏竜台聯合ニュース】韓国海兵隊が2018年から20年までをめどに、「戦略島しょ防衛司令部」と、独島防衛のための「鬱陵部隊」をそれぞれ創設する計画だ。

陸海空軍統合本部がある忠清南道・鶏竜台で19日、国会国防委員会による国政監査が行われた。海兵隊は業務報告を通じ、「中国や日本など周辺国の上陸戦力の増強に先んじる備えを講じており、(これまでの)西北島しょ防衛中心から、周辺国の脅威にも同時に備える戦力島しょ防衛司令部への転換を推進中」と説明した。

また、巡回式の独島防衛について、鬱陵部隊の編成に取り組んでいるとした。

鬱陵部隊が編成されれば、平時あるいは有事の際に独島に接近する不特定の脅威勢力を防ぐ任務を担うことになる。

戦略島しょ防衛司令部と鬱陵部隊は18〜20年を目標に創設が進められる。

海兵隊はまた、21年に航空団を創設し攻撃ヘリコプターを確保する案を、19〜23年の国防中期計画に反映させたい考えだ。垂直離着陸が可能な無人航空機(UAV)や師団・大隊級部隊の偵察用UAV、装輪装甲車、高速戦闘舟艇なども確保していくと報告した。

http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2017/10/19/0200000000AJP20171019001300882.HTML?input=rss