キムパプチョングク(のり巻き天国)・ソルビン(雪氷)
無断使用…“プロデュース101”盗作も
カン・チャンイル議員「駐中大使館は中国側に問題提起すべし」

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中国の商標無断使用の代表事例=カン・チャンイル議員室提供//ハンギョレ新聞社

中国がTHAAD配備後に韓国国企業を相手に経済報復を継続しているが、“製品パクリ”は依然続いていることが分かった。

国会外交統一委員会所属のカン・チャンイル共に民主党議員が23日、特許庁から受け取った資料によれば、中国やアセアン地域を中心に韓国製品のブランド名を模倣したり盗用した件数は2014年から今年8月までで1638件あった。

特に今年8月にはすでに昨年の盗用件数(406件)に肉迫しており、THAAD配備後“製品パクリ”が一層激しくなったことが確認された。キムパプチョングク(のり巻き天国)、ソルビン(雪氷)、ネイチャーリパブリックなど、中国の製品名盗用は相当に露骨だ。

また、中国の放送会社は、昨年7月に韓流コンテンツの輸入を禁止する限韓令が下された後、無限挑戦、プロデュース101、冷蔵庫をお願い、ファンタスティクデュオ、不朽の名曲など、韓国の放送会社の29プログラムのフォーマットをそっくり模倣して芸能番組を作っていることが明らかになった。

中国で韓流コンテンツに対する人気は相変わらずだが、これを輸入できなくなると形式だけを盗作して放送しているわけだ。

カン・チャンイル議員は「駐中大使館は関係部署との持続的な協議を通じて、韓国企業の知的財産権、商標権、著作権を保護しなければならず、中国側にも問題を提起し続けなければならない」と指摘した。

キム・テギュ記者

http://japan.hani.co.kr/arti/politics/28779.html