【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル中央地裁は25日、収賄罪などに問われている前大統領、朴槿恵(パク・クネ)被告の国選弁護人5人を選定した。

朴被告の弁護を担当していた弁護士7人は16日、地裁が同被告の勾留延長を認めたことに抗議し、全員が辞任届を提出した。

地裁は「12万ページに及ぶ捜査記録や公判記録などが膨大な量であることを踏まえた上で、事実関係の把握と法律の検討などが必要だとみて、円滑な裁判進行のために複数人の国選弁護人を選定した」と説明した。

法曹界では朴被告の国選弁護人が選ばれたものの、事件記録のコピーと内容の把握に時間がかかることから公判の再開は当面難しいとの見方が出ている。

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朴被告の国選弁護人が選定された(イメージ)=(聯合ニュース)