ソウルの日韓外交筋によると、韓国外務省報道官が24日、慰安婦関連資料の世界記憶遺産への登録について「韓国政府は登録されるよう努力している」と語ったことに対し、日本政府は在韓国日本大使館を通して、26日までに真意をただすため韓国政府に申し入れをした。

これに対し韓国政府は「従来の韓国政府の立場に変わりはない」とし、報道官の発言を取り消し否定したという。

報道官は、慰安婦問題をめぐり「国際社会で互いに非難・批判することは控える」とした2015年の日韓合意に反していないかとの指摘にも「同意しない」と答えていた。(ソウル 名村隆寛)

http://www.sankei.com/world/news/171026/wor1710260037-n1.html