【束草聯合ニュース】朝鮮半島東の海上の北朝鮮側水域に侵入して取り締まりを受けた韓国漁船「391フンジン」と船員が27日、帰還した。

束草海洋警察署によると、「391フンジン」と船員10人は同日午後6時38分ごろ、南北軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)上で韓国側に引き渡され、午後10時すぎに江原道・束草港に無事到着した。

北朝鮮はこの日、朝鮮中央通信を通じ、同漁船が21日早朝に北朝鮮側水域に不法侵入したため拿捕(だほ)したが人道主義に基づき、韓国側に引き渡すと発表した。

漁船は16日午後に韓国東部の慶尚北道・鬱陵島を出港したが、21日夜から連絡が途絶えたため、海洋警察が捜索を行っていた。船員は韓国人7人、ベトナム人3人で、 健康に大きな異常はないという。

http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2017/10/27/0200000000AJP20171027004400882.HTML