3.北風と太陽

【59歳、高知市】

今、朝鮮民主主義人民共和国が国連決議に反して、核開発とミサイル開発を続けていることが問われています。朝鮮民主主義人民共和国に核開発とミサイル開発をやめさせるために、制裁強化と軍事的圧力が強められています。

今していることは、「北風と太陽」の北風と重なるのではないでしょうか。どんなに時間がかかっても、対話による解決をすすめることが、旅人のコートをぬがせた、心も開かせた太陽の力になるのではないでしょうか。

今こそ、朝鮮戦争の休戦状態を終わらせたいです。休戦協定を朝鮮半島の自主的平和統一協定として結べないでしょうか。そして、その実現のためのスタートの年にしたいです。

昨年のオバマ大統領の広島訪問のように、朝鮮労働党委員長、金正恩(キムジョンウン)さんに広島、長崎を訪問していただきたいです。2002年の小泉純一郎首相の平壌訪問、そこでの日朝平壌宣言に学んでほしいです。

制裁強化でなく、日本から、もしくは6カ国協議として金正恩さんと直接会って話し合い、今の難局を切り開いていくことを願っています。

https://www.kochinews.co.jp/article/135275/


2.おめでとう!ICAN

【77歳、いの町】

6日、今年のノーベル平和賞が核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)に決まりました。授賞理由の発表でノルウェー・ノーベル委員会は「どのような核兵器の使用も人類に破滅的結果をもたらすことに注目を集める活動と、核兵器を条約に基づいて禁止することを達成するという前例のない努力」を挙げました。

世界で唯一の被爆国の日本は、このICANのノーベル平和賞を国民すべてで祝い合いましょう。そして核兵器のない世界平和が来ることを現実としましょう。

「原爆の歌」に“三度許すまじ原爆を”とあります。広島と長崎だけでなく太平洋上でアメリカの水爆実験の被ばくがあり、遠洋漁業の漁船の被ばくがありました。高知県の方々も被ばくされたようです。三度はありました。もう最後にしましょう。原発事故の福島での放射能被ばくもしかりです。

戦後72年、広島・長崎の被爆者の方々の生涯の苦しみを考えて、折り紙の鶴でなく国連会議の場に日本政府も参加して禁止条約の採択に挙手してほしかったです。そして次は、戦争放棄の日本国憲法9条を持つ日本国民にノーベル平和賞をいただきましょう。

https://www.kochinews.co.jp/article/134688/