【ロサンゼルス=住井亨介】米カリフォルニア州サンフランシスコ市の市有地に設置されている慰安婦像と碑文をめぐり、市議会の委員会は2日、像と碑文の寄贈を受け入れることを決めた。14日の本会議で採決される。

 市議会によると、像と碑文のほか、最低20年間のメンテナンス費用として約20万8千ドル(約2370万円)が、像設置を主導した中国系米国人らの団体から市側に寄贈される。

 像と碑文が設置されたスペースは私有地だったが、先月市側に寄贈され市有地となった。

 同市の姉妹都市である大阪市の吉村洋文市長は、像と碑文の公共物化に懸念を示し、姉妹都市関係を解消する可能性に言及している。


2017.11.4 07:43
http://www.sankei.com/politics/news/171104/plt1711040011-n1.html