【日米】中国の海洋活動「平和には一切貢献しない」 米重鎮マケイン議員が防衛相と会談 尖閣について日本支持を改めて強調[08/21]
中国の海洋活動「平和には一切貢献しない」 米重鎮マケイン議員が防衛相と会談 
http://sankei.jp.msn.com/images/news/130821/plc13082112180008-p1.jpg
写真: 会談を前に握手する、米共和党のマケイン上院議員(左)と小野寺防衛相=
   21日午前、防衛省
 安倍晋三首相は21日、米共和党の重鎮で、国防予算に強い影響力を持つマケイン
上院議員と首相官邸で会談し、米国側の予算計上が滞っている在沖縄海兵隊の
グアム移転事業について、予算確保に協力を求めた。
 首相は会談で「日米同盟の発展に尽力いただき感謝する」と表明。マケイン氏は
「アベノミクスという言葉ができ、日本経済の再生で多くのことが成し遂げられている」と
評価した。  これに先立ち、小野寺五(いつ)典(のり)防衛相もマケイン氏と防衛省で会談。
マケイン氏は米軍普天間飛行場(沖縄県宜(ぎ)野(の)湾(わん)市)の名護市辺野古
への移設について「プロセスを前に進める決定を(仲井真弘(ひろ)多(かず))沖縄県知事に
出してもらうことを期待している」と述べ、海兵隊のグアム移転と関連する普天間移設
計画の進展に期待感を表明。小野寺氏は「政府一体で環境整備の努力をしている」と
応じた。  さらに、マケイン氏は尖閣諸島(同県石垣市)周辺での中国の挑発活動に言及し
「(中国は)この状況の平和的な解決に一切、貢献していない」と批判。同氏はこの後、
訪中を予定していることから、「中国側に対話と交渉で臨むよう説得したい」と語った。
 その後、都内で記者会見したマケイン氏は、首相と集団的自衛権の行使容認について 意見交換したことを明かし、「日米同盟を強化するものだ」と評価した。また、尖閣について
「(中国と)議論すべき性質のものではない」と述べ、日本支持を改めて強調した。 msn産経ニュース: 2013.8.21 12:14
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