中国で使われる近代社会関係の言葉は殆ど日本語 >>580【中国】知らなかった!「警察」という単語も日本語由来だったのか!日本語由来の単語は800以上[7/30]
中華民国政府は、巡警を警察の名称に変更し、首都及び各省に「警察庁」を設置。これは、中華民国政府内の人が日本へ留学した経験があることと大きな関係があるという。

また、「警察」には、「まず警戒をし、それから調べる」という意味合いがあり、警察の職務にぴったりだったため警察の単語が採用されたと論じた。(翻訳・編集/山中)

http://www.recordchina.co.jp/b185712-s0-c60.html

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写真は中国の警察。■ 日本語の中国語への「恩返し」の功績 ■  中国社会科学院文学院 李兆忠
http://www.peoplechina.com.cn/maindoc/html/200303/fangtan.htm
しかし日本の学者は、実用的で柔軟なやり方で、「文字本位制」の制限を受けずに、
意訳の方法によって、数多くの多音節の語彙を作り出し、みごとに西洋の概念を
置き換えることに成功した。これによって、日本が西洋に学び、「近代化」の道
を歩んでいくうえで、言語の面で道路が舗装されたのだった。
われわれ中国人は、これに驚く必要はない。率直に言えば、現在の中国で
使われている中国語の語彙の多くは、20世紀初めに日本から導入されたものだからだ。
たとえば、「金融」「投資」「抽象」など、現代中国語の中の社会科学に関する
語彙の60〜70%は、日本語から来たものだという統計がある。
もし日本が、漢字を借用して西洋の概念を置き換えることをしなかったら、
現代の中国語はいったいどのようになっていただろうか。おそらく今よりも寂
しいものになっていたのではないだろうか。多分、強い刺激や栄養に欠けて
いるため、すばやく「近代化」することが難しくなったに違いない。
日本のすごいところは、中国の漢字に対して、受動的にそのまま受け入れるのでもなく、
愚かにも高慢にそれを拒否するのでもない、自発的にそれを手に入れ、徹底的にそれを
消化した後、自分の必要に応じて大胆な改造を行い、自分の言語にしてしまうところだ。
だからこそ漢字は、日本にしっかりと根を下ろし、西洋文化の猛烈な襲来に耐えること
ができたのである。こうした角度から見れば、日本語の中国語への「恩返し」の功績を、
われわれは決して忘れてはならないのである。