夕刊フジ2018.1.21
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平昌冬季五輪アイスホッケー女子の「南北合同チーム」をめぐり、韓国が揺れている。国内で反対論が多いなか、当事者である代表チームのゴールキーパーが失望感を激白したのだ。

合同チーム結成が「人権侵害」にあたるとの陳情も起こされた。南北対話に突き進む文在寅(ムン・ジェイン)政権への批判は高まるばかりだ。

 「選手たちは傷付いており、士気も下がっている状態だ」。韓国紙、朝鮮日報(日本語版)が19日に掲載した記事で、韓国代表のゴールキーパー、シン・ソジョン選手はチームの雰囲気を語った。

 合同チーム案は9日の閣僚級会談で韓国側が北朝鮮に提案した。既存の韓国代表23人に北朝鮮選手数人を合流させる構想だが、一部の選手の出場機会が奪われるという懸念が指摘されている。

 もし出場できないということになれば、平昌大会を目指し、練習に励んできた選手にとっては残酷すぎる仕打ちだ。前出のインタビューで、韓国政府から事前の説明があったかどうか聞かれたシン選手は「なかった。

選手たちは米国合宿を終えて仁川(インチョン)国際空港に到着した時、初めて聞いて衝撃を受けた」と答えた。

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