漢民族
漢民族という言葉の下敷きとなった漢朝(前漢・後漢)では最盛期には人口が6000万人を数えたが、
黄巾の乱など後漢末からの社会的混乱や天候不順のため、中原の戸籍に登録されている500万人
を切った。この後は、次段落にあるように北族の時代を迎え、岡田英弘はこの時点でオリジナルな
漢民族は滅亡したと考察している。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BC%A2%E6%B0%91%E6%97%8F 3章 漢民族滅びる
http://www.ac.cyberhome.ne.jp/~k-serizawa/sub2-3.html
月刊WiLL:2011年3月号 ■中西輝政 中国の4つの呪縛
http://web-wac.co.jp/magazine/will/201103w
@「中華文明幻想」の呪縛 「核」なき中華文明
 さらに言えば、京劇は満洲人と蒙古人が作ったものであるし、チャイナドレスも、もともとは蒙古服である。
          (中略)
 たしかに、シナ大陸の内部では普及している漢字にしても、もともと華中や華南の人種も発音も全く違う
言語だったものにむりやり漢字を当てはめたのが始まりである。中国の歴史はまるで木に竹を接ぐ、接木
のようなものだ。
 中華文明の本質は、だだっ広い大陸にジワーっと広がった、いわば核のない「たまねぎ」のようなもので、
むいてもむいてもそこには何の核もない。