iza韓国版『花男』で食事マナーが最悪だったのは、何も脇役の話ではない。ズバリ主役のマナーが最悪だった。
韓国版牧野つくし(主役)は、普通の人間が数度に分けて食べる分量をいつも一度に口を入れ、毎回頬をパンパンにさせる。また箸で食べ物を突き刺しまくる。
(刺し箸)頬がパンパンになるま
で食べ物を口の中に入れておきながら、咀嚼している食べ物が丸見え状態で、口をあけてベラベラしゃべる。口から米粒を飛ばしたりする。
韓国の食事マナー教本には、スプーンと箸を一緒に持ってはいけないと書いているが、箸を握ったままスプーンを使う。韓国では食器を持って食べてはいけないはずなのに、
鍋蓋を持ち、それを食器がわりにしてラーメンを食べる。また炊飯釜から直接白米をかっ食らうシーンも第1話にあった。
鍋蓋でラーメンを食べるシーンは、韓国最大のインスタントラーメンメーカー農心(辛ラーメンのメーカー、ニセかっぱえびせんでも有名)がスポンサーについた第10話以降にはじまった。
第10話から第23話までの14話で4回も鍋蓋でラーメンを食べるシーンが登場している。
もちろん原作漫画にインスタントラーメンを食べるシーンなど一度も登場しない。農心は韓国版『花男』の正規のスポンサーだったが、オプション契約のようなものが存在したのだろう。
ドラマにラーメンシーンが登場すると、
誰かの懐にボーナスが流れ込む仕組みだったのだ。鍋蓋でラーメンを食べるというのは、乞食とかホームレスの食べ方にしか見えない。
韓国の食事マナーでは、食器を持つのはルール違反とされている。鍋蓋でラーメンを食べるのは、どう考えても合理的に説明できないだろう。
ところが韓国版『花男』は、乞食のような食べ方(鍋蓋ラーメン)を繰り返し繰り返し登場させた。これは韓国最大のインスタントラーメンメーカー農心が、
この食べ方を推奨しているということだろう。
そうでなければ4回も登場するはずがない。この映像こそが、韓国で一番ラーメンが売れる画(え)なのだろう。