https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180203/k10011314201000.html
2月3日 18時18分

開幕まで1週間をきったピョンチャンオリンピックで通訳ボランティアとして活動する日本の外国語大学の学生たちおよそ100人が現地でボランティアの役割や安全管理などについて学ぶ研修を受け、本番に向けた準備を進めています。

今月9日に開幕するピョンチャンオリンピックでは大会期間中、およそ2万人のボランティアが運営に関わる予定で、このうちの外国人ボランティア向けの研修会が、3日までの2日間、韓国北東部のカンウォン(江原)道にある大学のキャンパスで開かれ、およそ600人が出席しました。

研修会には英語や韓国語で観光客を案内する通訳ボランティアとして活動する千葉市の神田外語大学など日本の外国語大学の学生たち、およそ100人も参加しました。

研修会では大会の組織委員会が委託した専門家から、ボランティアの役割や各競技のルール、安全管理などについて説明を受け、学生たちはメモをとりながら熱心に聞いていました。

参加した大学生は「しっかりと言葉を選んで通訳しみんなが楽しめるようにしたい」とか、「今回の経験を、再来年に開かれる東京オリンピックでのボランティア活動につなげたい」と意気込みを話していました。

学生たちはボランティアの登録を済ませたあと、5日から今月25日の閉幕まで各競技会場などで活動する予定です。