>>739
日本敗戦後、日本から独立する気も気概もなかった韓国人!
  
  (一旦は呂運亭らの「朝鮮準備委員会」に行政権を与えたがアメリカの
  命令で再び統治権を取り戻した日本に対し)
  かくまでの恣意的な凋落に対し、韓国の民衆は憤慨して決起することは
  なかった。
  かの三・一独立抗争(という名の単なる暴動)に見られる武装蜂起もなか
  った。レジスタンスもなく、本格的デモもなかった。
  連合軍が進駐してくる前に、自分達の手で帝国主義者を処分としておくと
  いう発想がなかった。/
  韓国光復軍といったところで、実はなにもしなかったのであった。
  いくら何でも正式の会戦で日本軍を破れ、ここまではルーズベルトもチャーチル
  も蒋介石も周恩来も要求はするまい。いや、考えてもみないだろう。しかし、
  重慶に本拠をおく大韓臨時政府の軍隊(?)たる韓国光復軍。せめて対日ゲリラ
  くらいには参加してもよかったのではないか。
  韓国の開放が日帝から戦いによって奪取したものではなく、日帝とアメリカの取引
  によって得られたものであること。
  この外傷が致命的な後遺症となって大韓民国を呪縛することになる。

              「韓国の悲劇」小室直樹著より抜粋