●ファミレス、コンビニでも

 外食チェーンでチーズタッカルビをはじめてメニュー化したのは、デニーズだ(発売は2017年11月28日から)。ブラジル産のビタミンやミネラルが豊富なマテ茶を飼料に使ったマテ茶鶏と、たっぷりの野菜、トッポギをジューシーに焼き上げ、甘辛いタレを絡めて、アツアツの鉄板で提供している。値段は1038円。

 また、コンビニでいち早くチーズタッカルビをメニューに取り入れたのがファミリーマートだ。2月6日より「韓国グルメ大集合!」と称して新発売した14種類の商品の中に含まれている「チーズタッカルビ」(398円)は、惣菜ブランド「お母さん食堂」の商品。甘辛く味付けた鶏肉と野菜に、2色のチーズを合わせ、濃厚な味わいに仕上げている。

 おにぎりにも「チーズタッカルビおむすび」(147円)があり、キムチ味のおにぎりに、甘辛く炒めた鶏肉とチーズを乗せ、こんがりと焼き上げている。また、肉まんの新商品として「チーズタッカルビまん」(180円)も販売している。

 ファミリーマートはチーズタッカルビを多面的に展開しており、普及に一役買っている。ファミリーマートに続き、セブン-イレブンは2月13日より「うま辛チーズタッカルビまん」(130円)、ローソンは関東限定で「チーズタッカルビ丼」(498円)を新発売している。