【平壌2月22日発朝鮮中央通信】朝鮮国際問題研究院人権研究所研究者のリ・ヘヨンさんが22日、「日本は性奴隷犯罪の責任から永遠に逃れられない」と題する文を発表した。

文は、性奴隷犯罪と言えば同義語のように思い浮かべるのがまさに日本だとし、それは日本が20世紀の前半期、数十万人に及ぶ朝鮮と諸国の女性に恥辱の性奴隷の運命を強いたのに、世紀が変わるまでいささかの呵責や反省さえない最も醜悪で厚顔無恥な犯罪国であるからだと主張した。

また、そんな日本が最近は国連をはじめとする国際舞台で心にもない「女性人権擁護」を口癖のように唱え、はては幾ばくかの金で過去の犯罪を覆い隠そうと破廉恥に振る舞っていると糾弾した。

そして、日本の性奴隷制度がその考案から実施に至るまで政府と軍部の直接的な関与の下で一つの国家政策に実施された組織的で集団的な女性人権蹂躙(じゅうりん)犯罪であるということについて資料を挙げて暴露した。

続けて、日本が性奴隷犯罪に対する国家の法的・道徳的責任をあくまでも拒否している根底には日本の育ちゆく新世代だけでなく、国民全体を復しゅう報復主義と軍国主義で訓育して過去の侵略と犯罪の歴史を再現しようとする悪心が濃く潜んでいると暴いた。

さらに、それゆえ、国際社会は日本国民をまたもや人間の仮面をかぶった野獣の群れにつくって歴史の轍(てつ)を踏もうと必死になってあがく安倍一味を峻烈(しゅんれつ)に断罪、糾弾しているとし、次のように強調した。

日本がいくら喉が裂けんばかりに「女性人権」を叫びながらやっきになってあらゆる小細工を弄しても、人類史に性奴隷制度という身震いする特大型の反人倫国家犯罪を記録した希世の罪悪は絶対に覆い隠せない。

過去に対する国家の誠実な謝罪と反省がない限り、日本は今日も明日も国際社会の糾弾と排撃を絶対に免れず、恥ずべき性奴隷犯罪の責任から永遠に逃れられない。−−−

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