日本プロサッカーのセレッソ大阪のGK金鎮鉉(キム・ジンヒョン、31)が日本の観衆から人種差別行為を受け、強く抗議した。

金鎮鉉は10日、柏スタジアムで行われた2018シーズンJ1第3節の柏レイソル戦で1−1の後半34分、ゴールキックをする前に審判に抗議した。

日本メディアによると、ゴールの後方にいた柏のサポーターが金鎮鉉に向かって自分の目をつり上げる行為をしたという。これは東洋人を蔑む人種差別行為だ。

コロンビア代表のMFエドウィン・カルドナが昨年11月10日、水原(スウォン)で行われた韓国との親善試合で奇誠庸(キ・ソンヨン、スウォンジーシティ)に向けて「つり目」の人種差別行為をし、国際的な恥をかいた。東洋人が東洋人に「つり目」差別行為をするのは異例だ。

この日、試合は約3分間中断した。柏の関係者が観客席に行って自制を要請した後、試合は再会された。両チーム関係者は映像を通じて該当行為を調べたが、サポーターの行動は確認できなかった。今後の調査を通じてJリーグに報告する予定だ。

金鎮鉉は日本メディアのインタビューで「サポーターの顔も記憶している。今後はこういうことがなければいい」と話した。金鎮鉉は2009年にセレッソ大阪に入団し、主力GKとして活躍している。


2018年03月12日09時56分 [中央日報/中央日報日本語版]
http://japanese.joins.com/article/449/239449.html?servcode=600&;sectcode=610