http://news.searchina.net/id/1656453?page=1

 中国メディア・東方網は1日、日本にはサルがウエイターとして働く飲食店があると紹介する記事を掲載した。

 記事は、「サルは非常に賢い動物だ。日本にある『サルレストラン』では、サルが制服を着た従業員となって働いている。お客さんにおしぼりを渡すほか、ビールの注文をすれば間違えることなくビールを運んできてくれ、手の甲をポンポンと叩いてくれるコミカルさまで見せてくれるのである」と紹介した。

 また、お絞りや注文品を運ぶだけでなく、食事を終えた客が財布からお金を出すとサッとその場に駆けつけ、お金を受け取ると説明。「この実に優秀な従業員のお陰で、この店は非常に繁盛している。日本国内だけでなく、外国人観光客もやって来て食事をするという。みんな、サルに給仕されてみたいのだ」と伝えた。

 さらに、この店でサルが従業員として働くようになった経緯について、「もともと店主はサル好きで、その後、サルの頭の良さから大いにインスピレーションを得て、サルを特色としたお店を作った」と紹介。サルは給仕係の他にもフラフープやボールを使った芸を披露したり、客と一緒に記念撮影に応じたりといったサービスも見せるとし、これも多くの客が喜んでこの店に行く理由になっていると説明している。

 記事が紹介した店は、栃木県宇都宮市にある居酒屋の「かやぶき」だ。宇都宮から近い日光では30年ほど前から「日光猿軍団」(現在は「日光さる軍団」)による猿まわしが行われ、1990年代には大ブームを巻き起こした。日光とサルとの関係は今もなお続き、広がりを見せているようである。(編集担当:今関忠馬)