ソウル市内の弘益大学前への設置が進められていたものの住民の反発によって設置が中止された「慰安婦少女像」が、麻浦区城山洞の麻浦中央図書館前に設置されることになった。少女像の設置を進める市民団体は9日、大韓民国臨時政府樹立99周年を迎える今月13日に図書館前で少女像の除幕式を行うと発表した。

 当初、同団体は弘益大学前への少女像設置を推進していた。弘大前は若者や外国人に人気があり、歴史に対する意識を高めてもらうのに効果的だと考えたからだ。ところが弘大前エリアの商店主らから「繁華街に少女像は似つかわしくない」と反対の声が上がった。

 同団体は弘益大の正門前で少女像の除幕式を強行しようと考えた。すると弘益大側が「特定の国の国民が拒否感を示す造形物を設置するのは大学の国際化の努力に反するものだ」として除幕式の実施を阻止。また、事前協議がなかったことや場所が狭いことに対する指摘も出た。三一節(独立運動記念日)の前日、大学側が正門前に大きな植木鉢を置いて設置を阻止したため、結局少女像の設置はできなかった。

 団体側は1か月にわたり麻浦区庁と協議し、最終的に麻浦中央図書館に少女像を設置することで合意した。図書館は区庁が所有しているため、区庁の許可さえ下りれば住民の意見を聞くという手続きが必要ない。

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