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TBS系(JNN)

 中国の王毅外相が15日から日本を公式訪問します。8年ぶりとなる経済対話に臨むほか、来月に予定されている李克強首相の初の訪日についても最終調整を行うとみられます。

 「(日中関係が)改善の方向に向かって進むことを望んでいる」(中国 王毅外相)

 15日の午後、外交トップの国務委員を兼務してから初めて日本を訪問する王毅外相は、13日に外務省のイベントに出席した際に訪日に向けた抱負を聞かれ、「日中関係が改善の方向に進むことを望んでいる」と期待感を示しました。

 17日までの滞在中には河野外務大臣と外相会談を行うほか、経済の課題について話し合う「日中ハイレベル経済対話」に臨みます。尖閣諸島の国有化などで関係が悪化したことから途絶え、8年ぶりの開催となる経済対話では、中国が進める経済圏構想「一帯一路」などについて協力のあり方を探るものとみられます。

 また、来月東京で開催される見通しの日中韓首脳会談に合わせて計画されている李克強首相の初めての公式訪問についても、最終調整を行うものとみられます。