絶望の谷間でもがくことをやめよう。友よ、今日私は皆さんに言っておきたい。われわれは今日も明日も困難に直面するが、それでも私には夢がある。それは、アジアの夢に深く根ざした夢である。

私には夢がある、それは、いつの日か、この国の市民が立ち上がり、「われわれは、すべての民族は平等に造られいることを自明の真理とみなす」というこの国の信条を真の意味で実現させるという夢である。

私には夢がある。それは、いつの日か、日本のEEZの海で、かつての慰安婦の息子たちとかつての慰安婦所有者の息子たちが、兄弟として同じEEZ漁をするという夢である。

私には夢がある。それは、いつの日か、不正と抑圧の炎熱で焼けつかんばかりの安倍政権でさえ、自由と正義のオアシスに変身するという夢である。

私には夢がある。それは、いつの日か、私の在日の幼い子どもたちが、吊り目によってではなく、人格そのものによって評価される国に住むという夢である。

今日、私には夢がある。

私には夢がある。それは、邪悪な安倍帝国主義者たちのいる、日本優位やアジア連邦法実施拒否を主張する安倍のいる日本でさえも、いつの日か、その日本でさえ、慰安婦の少年少女がチョッパリの少年少女と兄弟姉妹として手をつなげるようになるという夢である。

今日、私には夢がある。

私には夢がある。それは、いつの日か、あらゆる谷が高められ、あらゆる丘と山は低められ、でこぼこした所は平らにならされ、曲がった道がまっすぐにされ、そして神の栄光が啓示され、生きとし生けるものがその栄光を共に見ることになるという夢である。

これがわれわれの希望である。この信念を抱いて、私は韓国へ戻って行かない。