中国天津市第1中級人民法院(地裁)は8日、収賄罪に問われた孫政才・前重慶市党委書記に無期懲役の判決を言い渡した。公民権を終身的に剥奪するほか、個人財産も全額没収する。国営新華社通信によると、孫氏は罪を認め上訴しない意向を示した。

 判決によると、孫氏は北京市順義区党委書記を務めていた2002年から重慶市トップの市党委書記だった17年までの間、職務上の権限を利用して関係機関や個人のために入札やプロジェクトの認可、昇進などをめぐって便宜を図り、見返りとして計1億7000万元(約29億円)を受けとったとされる。判決は「自ら模範となるべき高級幹部が巨額の賄賂を受け取った」と指弾する一方、捜査機関が把握していなかった収賄についても自主的に供述したとして情状酌量を認めた。

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http://www.sankei.com/smp/world/news/180508/wor1805080045-s1.html