北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の専用機は、米大統領専用機「エアフォースワン」になぞらえて通称「エアフォースウン」(ワシントン・ポスト紙)と呼ばれる。

 平壌から12日の米朝首脳会談の開催場所シンガポールまで直線距離で約4800キロ。1960年代に開発された老朽化著しい「正恩機」が安全にたどり着けるか、不安視する声もある。

 正恩機の正式な名称は「チャンメ(オオタカ)1号」。旧ソ連時代に開発された長距離用のジェット機「イリューシン62型」の改良型で、北朝鮮が同機を購入して、少なくとも30年以上は経過しているとみられている。ワシントン・ポスト紙は、専門家の分析に基づいて「老朽化が著しく、定期点検も十分に行われていないのではないか」との懸念を伝えた。

 一方、元日本航空機長で航空評論家の小林宏之氏は、正恩機は中国本土を経由してシンガポールへ向かうと予測し、その場合の飛行距離は長くて5500キロ強で「性能的には十分に届く距離。たとえ古くても、きちんと整備していれば40〜50年使用でき、十分に安全を担保できる」と太鼓判を押した。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180605-00000019-jij-kr
時事通信