https://www.kobe-np.co.jp/news/zenkoku/compact/201806/0011395738.shtml

 【クアラルンプール共同】マレーシアで昨年2月に起きた北朝鮮の金正男氏殺害事件で、実行犯として殺人罪に問われた女2人の公判が28日、前日に続き首都クアラルンプール近郊の高裁で開かれた。検察側は、2人に殺意があり計画的犯行だったとして、殺人罪は立証されたとする意見陳述書を提出した。マレーシアの刑法は殺人罪は死刑で罰せられると規定しており、検察側は死刑相当と判断した。

 2人はベトナム国籍のドアン・ティ・フオン被告(30)と、インドネシア国籍のシティ・アイシャ被告(26)。27日の公判で弁護側は無罪を主張し、双方の主張は真っ向から対立している。