2018年7月13日 22時00分
https://www.recordchina.co.jp/b600186-s0-c10-d0035.html

2018年7月13日、韓国・ニューシスによると、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が「南北関係の正常化は、米朝関係の正常化に続き日朝関係の正常化につながるだろう」との考えを示した。

文大統領は同日、シンガポール市内で開かれた講演会に参加した。文大統領は上記の考えを示し、「日朝関係の正常化は朝鮮半島と北東アジアの平和と安定に大きく寄与する。そのために日本とも最善を尽くして協力する」と述べた。

また「安倍首相とも朝鮮半島の完全な非核化という共通の目標に向け、緊密な疎通と協力関係を築いてきた」とし、「5月に日本で開かれた日中韓首脳会談で、日本と中国は南北首脳会談の成功を祝福し、板門店宣言の忠実な履行を積極的に支持する考えを示した」と強調した。

文大統領の発言について、韓国のネットユーザーからは「韓国の大統領ではなく、北朝鮮の外交官のよう」「北朝鮮のことばかり気にしている。韓国の経済成長には関心ないの?」など不満の声が上がっている。

また「日朝関係より先に日韓関係をどうにかして」と主張する声や、「南北首脳会談が開かれてもう3カ月。北朝鮮はまだ何もしていない」「そもそも北朝鮮に平和統一の意思はあるの?」「いつ南北関係が正常化した?」と指摘する声も見られた。(翻訳・編集/堂本)