我々はよく日本を指して、近くて遠い国という。日本は距離的には近いが、心は距離感を感じるという意味だろう。我が国と日本は古代から現在まで密接な関係があり、絡まった歴史を築いてきた。日帝の侵略で受難を経験した我々の近代史を始めとし、独島(トクド)問題や靖国神社参拝問題、日本軍慰安婦問題など、解決されていない様々な問題も山積している。

このような関係によって反日という感情の壁が築かれ、日本史を無視して理解しようとしない部分もある程度存在する。 しかし今は感情に流されるより、先に彼らの歴史を冷静に客観性を持って十分に理解すべきだろう。

世界大戦の敗戦国から経済大国に成長した彼らの原動力は何なのか、どのような点を学び、どのような点を批判すべきか知る事が重要である。

(写真)
http://cdn.sisamagazine.co.kr/news/photo/201807/135406_138167_3811.jpg

この本は、日本史の始まりから武士が作られた幕府時代を経て、明治維新、第二次世界大戦を経験して現在に至るまで、日本史を飾った数々の事件と歴史的変遷を体系的に整理して、その流れを巨視的に把握する事ができるように構成した。事件を鮮やかに再構成して、人物はもちろん文化に関する話まで幅広く収められている。

単調に情報を並べたものではなく、裏話(続き)が気になるように容易で面白く記述して、関連挿絵を挿入して伝達力を高めた。日本史に初めて接する読者も再整理したい読者にも役立つ本になるだろう。

ソース:時事メゴジン(時事マガジン)=韓国語
http://www.sisamagazine.co.kr/news/articleView.html?idxno=135406