◆雑談スレ386◆ かっちゃんが勝手にやっていることだ
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★本日の最後のレスが
>878 :ネオムギングナム ◆qLl3PkGdhHQT [sage]:2018/07/19(木) 08:33:33.70 ID:5reIidu7
>簡単なツールは作れるけど
>それ組み合わせてシステムに近いもの書くと
>必ず動かないので、作らない!
>さー遅刻遅刻。アホ晒とらんと出かけねば。
ほぼ24時間で400レス程入れてて出勤か、すごいな >>1 おつ あざーす
『時計じかけのオレンジ』原題:A CLOCKWORK ORANGE/スタンリー・キューブリック/1971/137分
実のところ『時計じかけのオレンジ』の奇妙で留意すべき点は野放図な「暴力」が頻出しても、「流血」はほとんど描かれていないことだ。
これによって強調されるのはアレックスたちの行状が総て「子供の遊び」であり、彼らが子供であることは原作通り、嗜むのがアルコール
ではなくドラッグ入りのミルクであることで戯画化される。つまり「子供の遊びに留まる」ことで、映画は全体的に奇矯であっても無邪気さを
纏う。キューブリックの意図と悪意と冷笑は『博士の異常な愛情』をさらにカリカチュアした変奏である。だから少なくとも前半において
観客の多くはアタマ悪そうなファッションやインテリアを見て笑う予定だったわけだが、幸か不幸か『2001年』以降、キューブリックの
映画は観客にとって「真剣に観なければならない」ことになっていた。『2001年』に対する賛否を表明する彼我ともに少なからず宗教論者が
いてキューブリックの動向はいちいち注目、というより監視していたことも災いしたかも知れない。前述したように「キューブリックの映画
には、我々が今観た映像と聴いた台詞、音楽以外、以上の意味あるいは暗喩があるはずだ」と考えるようになっていたのだ。観客構え過ぎ。
要するに「笑わせようとしたら怒られた」わけで、今日で謂ういわゆる「攻めすぎ」というやつである。劇場で笑いにくいことこの上ない。
で、後半になると無邪気な子供を装う「処世術」ゆえ一気に大人しくなる主人公に代わってお笑い枠を担当するのは『FMJ』のハートマン
軍曹の従兄弟みたいな看守である。普通の音量で喋れないこいつの業務実態観て笑わない奴のほうがおかしい。
キューブリックの映画全般に共通するのは「内省や葛藤するヒトがほぼ出てこない」ことだが、『時計じかけのオレンジ』においては
もはや全く出てこない。そういうのを意図的に注意深く除去したから出るのは全員、「迷わない悩まない軽やかな奴だけ」である。
この世には「冗談にしてはいけないこと」なる朦朧とした何某かがあるようだが、実際にあるのは「冗談にするとまずいタイミング」だけ
なのだ。キューブリックが冗談を言わないと考える理由などないし、この映画ははっきりとしたコメディなのに、いったいなぜ
これほどめんどくさい物件になったのだろう? 『問題作』なんてジャンルはないのに。
※あの「ミルクバー」のインテリアや家具はアレン・ジョーンズのデザインとされているが、彼は企画段階までしか関わっていない。
※そしてこの映画以降、日本では「バイオレンス」という言葉が一定程度定着し、そのニュアンスは「暴力」という語彙の陰惨さを不当に
緩和してしまい、ある種「不定形なハプニング〜パフォーマンス化」する。おっちょこちょいにもほどがあるだろと。
なんか もうちょっと続く 私は自分で漏らしたプライベートに、誰がが妄想を加え、さも私の私生活を暴露したかのような書き込みがあったので、それは嘘だといっただけだし。
まるで反省しない相手に人権やらを持ち出したり、罵倒したのはやりすぎだと反省していますが。
しかし私の場合は煽り耐性がないと言ってもポエムを連投するムギさんやレス乞食とは、質が違うと思う。
ちなみに私はカウンター側なので多少住民と意見が会わないこともありますが、すこしは友好的な関係を築いてきた面もあります。
そこにあの仕打ちは酷すぎます。
今回も私が悪いですか? そしてこの映画以降、日本では「バイオレンス」という言葉が一定程度定着し、そのニュアンスは「暴力」という語彙の陰惨さを不当に
緩和してしまい、ある種「不定形なハプニング〜パフォーマンス化」する。おっちょこちょいにもほどがあるだろと。
※昨今における「バイオレンス」の類似例 →「カウンター」 自分でかいたことで批判されるのは仕方ないと思ってますが、親が福岡高裁で働いているなんてただの妄想でしょ?
そこを突っ込んだら荒らしモードのムギさんと似ているとか、レス乞食とか、煽られたら3倍にして返さないときがすまないバカとか、日記書き始めたとか。
ひとつひとつは陳腐で凡庸な煽りですが、問題の本質は嘘のプライベート晒しなんで、その苦情を、のらりくらりと私が異常者のように扱って誤魔化すのはちょっと許せません。
煽り耐性とは別の問題です。
あとロールさんはなんJは掘りに寛容だといってましたが、あそこはあそこで倫理というかマナーがあり、ここのように粗暴ではありません。
この文章では使いたくなかったのですがやはり東亜土人から襲われ、そして狙われているのだと感じました。
カウンターはとりあえずは続けますがすこし身の危険を感じました。 >>20
こんな感じ
↓
791呪われた木箱 ◆G6bhVoJKZs 2018/07/17(火) 22:59:58.75ID:9dkUVSQt
>マトリックスはガチアリス
>ロールさんならわかってくれる
>ベンデッタよりいい
>私のベスト5
>マトリックス
>田園に死す
>時計仕掛けのオレンジ
>ガルシアの首
>るろうに剣心
>確かにネカマみたいだなw
意味分からんのは『マトリックスはガチアリス』
ロールも分からんらしいw 言葉を与えたことで本来の役割を薄めてしまった例
『鬱』 無駄な長文がダメなんだろ
もっとまとめるか、箇条書きにしとけ
みな長文なんて面倒で読みたくない >>28
えー?
マトリクスよりはベンディッタの方が佳作だと思うんだがなぁ。 >>19
前スレ最後の方
時計じかけのオレンジ
Atokは普通に辞書にて変換 みなタルコフスキーとかは見ないんだな、まあいいんだがw >>27
もし議論したいなら。
掘ること自体が場外乱闘じみてて掲示板の趣旨からは外れちゃうんだよ。
これもカウンターと同じ問題。
この場合の問題点は、『とにかく特定し追い詰めればマウント取れちゃう』ってこと。
つまり、相手が何を発言しているのか、内容が妥当なのか、理があるかってその辺が全部無関係となってしまう。
とにかく暴力的に動員かけ、ストーカーじみた行為で追い詰めれば勝ちってそういうルールに書き換えられちゃうんだから。
果てには議論なんか無くなる。理があるなしなんてどうでも良く、単に個人攻撃のスキルに長けたヤツがエラいってそういう世界なっちゃうんだよ。
だから、ネットの匿名掲示板での個人特定や酉割り、なりすましとかそういう行為はやれるやれない以前に禁じ手だと思うよ。
掲示板そのものをぶっ壊すから。 トラウマ級のカウンターまだですか?
処断部隊とは物が違うところを見せて欲しいのですが。 私は人権問題に近いものを感じました。
過剰反応だったのは謝罪します。
ですが普通の煽りや人格批判を逸した発言を受けたと思っています。通常の括りでは判断できないかと思います。
勝手なことを言われて悔しいです。
私もカウンターを自称してはいますがヘイトに対してヘイトを返す程度にとどめていてそれ以上のことはしていません。
それはネットで曲がりなりにも喧嘩するときのマナーだと思っているからです。
なにも産み出さないからです。
ちなみに私の親は裁判官ではありません。
>>レーナナ
乙
でも2001の骨は武器でしょ?
あとファウンテン解説お願いしますwww >>27
うん?俺は雑談スレを最近、ちらっとしか見てなかったが嘘のプライベート晒しなんてあったのか。
それは板のマナーとかじゃなくて人間性の下劣さの発露だから、その点においては叩いてもよし。どこの住人とかの問題じゃないぞ。 >>34
今朝がたそういうのが来てたねえw ムギさんにキモイ絡みかたしてたから 潰した >>39
どうせクソコテ君並でしょ?結局、中身ないだけっていう。レス追わなくてもどんな人がいたのかは想像がつくっていうねw >>34
質問です
まったく議論が成り立たない人にはどうすればいいですか! >>43
どうせ股間も勃たない奴だとでも思っておけばいいw カズヤ復活かw
マトリックスアリス説はわからないひとにはわからないからわからないでいいですw >>44
やっぱり勢いで描いた方が評判良い罠!www >>37
「ノロキバ、モノリスと人類を進化させるさせないで大喧嘩」でひとつw >>43
無視しろ。
もしくは分かるようにアプローチ変えてみろ。
それ以外に方法はない。
もしそれで納得出来ないなら、例えばここの住民が『ノロキバと会話成立しなくてムカつくから個人特定して攻撃する』と言い出しても反論出来ない。 >>48
俺何気に2001年も時計じかけも見たことないのよね…………マトリックスは見たけどw >>45
つか、あれおばちゃんな気もするんだよな
男にしては依存とかが酷すぎるとおもうんだよ だからレーナナは惑星ソラリスを書けと
ソラリスとアトラスクラウドとファウンテンの比較で
レーナナは面白い評論を書くが
個人的には印象批評を書いて欲しい >>49
だよな、アレはレスだけでなく反応したらダメなんだと考えを改め始めてる
君らもそうだろ? >>46
マトリクスは俺は形をちょっとずつ変えた平行世界での物語、というか計画の同時進行的な裏読みをしてたな。
そうでないとネオの『現実』での力の発現に納得できん。 >>36
>でも2001の骨は武器でしょ?
w もおオマエにはこんなんでいいかーw
「2001年」が不親切な映画であることに対してはSF板でも時折、苦情が出たりするw
『解説があったほうがよかったんじゃないか?』に類する意見に対して俺が『やってみた』結果
↓
おや「月を見るもの」が再び水場にやってきました
またしても追い払われるのかと思いきや、手にした骨で敵をば一撃っ
倒れたところをもう一撃っ
さらにさらにめった打ち〜
見事な撲殺に仲間たちも大喜びです〜 さあてあれからよんひゃくまんねんご〜
※読みたいからそれ最後までやれとかムチャ言われたけど やってられっかってのっw >>42
んむw いつも通り 上海でもやってるほうが有意義なレベルw >>53
悪いがスルーする時はそうするし、レス付けたくなったら付ける。そこの自由はこっちで勝手に判断するから、お前らもそうだという決めつけはよせ。 >>61
ああ、すまない文句言いたいときもあるからな >>58
よく読めよ。
ロール氏は別に攻撃してもいいとは言ってないからな。一応、注意勧告がてら。 >>62
それもさ、わかるけど
あの状態放置で迷惑してる奴は結構多いと思うよ、言わないだけなやつもいると思うし
むしろ、言わないやつが多いかな
で、その状態で普通に相手してる奴は他から見るとほぼ荒らしと同じなんだよ
わかるだろ?それくらい >>56
いや骨という武器と軍事衛星を等位で接続して、スターチャイルドのにその「原罪」を壊させる話だと思いますが?
「原罪」を持たないAIとの戦いも、人類が動物でしかないというテーマもこの解釈だと一本繋がります。
町山や東大元総長、あと多分アロノフスキもこう解釈しているはずですけど?w >>52
>だからレーナナは惑星ソラリスを書けと
>ソラリスとアトラスクラウドとファウンテンの比較で
w やだもんw めんどいし全部つまんねだもんw >>67
他人の視点に立てないのはちょっとまずいと思うよ >>58
だから、前スレの情報堀りとかされかけたお前が『カウンターにタゲられた人』と同じ立場なんだよ。
ああいう状態。
自分の言い分なんて相手が聞いてもくれず、ただひたすら暴力ぶつけられる。
それがお前の言うラディカルカウンターの末路。 >>70
それを言い出すと、「わからん」という立場も理解しないと矛盾してしまいます。 >>70
場を俯瞰で考えて、そこは別にどうでもいいやという人間も一定数いる。俺みたいにな。 ノロキバくんの書き込みをたどってsnsで当たりを付けてる最中なんだけど
止めようか? >>68
w 『ボケにマジレス』ちょっとだけ面白れえw >>72
基準としては、他人に迷惑をかけるか、かけないか
その辺に最低限として置いとくべきかな、そこを無視するなら、その手の詭弁になってくると思うよ >>70
絡めるなら絡む
絡めないならスルー
コピペ連投してる訳でもなし >>73
どうでもいいのはいいんじゃないか?俺も、ノロキバだっけ、今のところどうでもいいし >>76
その迷惑を感じる閾値が、人によって結構バラけているから、今、満場一致ではないんですよね。 >>78
その結果がk5NGと同じで内容はポエムじゃ怒る奴出るわ 叩かれているのはムギさんのポエムで
叩いているのは東亜土人って内ゲバなのに
どうして私を的にしたんですか?
私は別に東亜民ではないですし、日記なんて書きませんw
>>トラウマカウンター
今一杯です
思い付いたら立ち直れないくらいのアクティブカウンターを浴びせて差し上げます
今日はノルマが遅れているので落ちます
しかし相手のペースに巻き込まれたなwww
なにも書けなかったwww土人怖いww >>77
じゃ、続けるわ
これ全部のおまえの責任な >>81
だから怒る基準が人それぞれなんだってば? >>80
ふむ、まず1
61式と約束で日記スレ立てない代わりに自重するって約束はいったいどこに消えたのだろう
これはぜひ聞きたい >>79
うん、だから誰が400くらい書き込もうがそれに絡もうが絡むまいが『どうでもいい』 >>68
>スターチャイルドのにその「原罪」を壊させる話
↑
いやそれw 『解釈』も何もw クラークによる小説版のラストそのまんまだからw >>88
お前がそうなだけだろ、他はどうでもいいんだな >>94
ことの起こりからみていけばどちらにボールがあるかわかりやすい >>68
しゃーねえ 再掲載するかー 長文めんどいヒト サーセン
『2001年宇宙の旅』
いくつもの伝説とその難解さだけが今日に至るまで伝承される、1968年公開の「映画史における最大のオーパーツ」の話だ。
これが作られた背景には、当時の映画事情において「シネラマ方式」という新機軸が実用化されたことが大きく影響している。
それまでの35ミリフィルムが倍の70ミリになってスクリーンが巨大化、当然上映可能な劇場もごく少数に限られることが、
「アトラクションとしての映画」の最先端だったわけだ。で、各映画会社はこの新機軸を活かした企画〜制作を迫られるわけ
だが、この辺りの構図は現代で言えば「ハードが更新されるたびに斬新な企画を迫られるゲームソフトメーカー」と同じだ。
そんな中、MGMが選んだのは『博士の異常な愛情』の前衛的、先鋭的な作風で知られるスタンリー・キューブリックの企画だった。
問題は「キューブリックが本当は何を企んでいるか」、そして彼の「ヒトを動物の観察記録として描くシニカルな冷徹さ」を
MGMが見抜けなかったことだ。
MGMとしてはキューブリックに巨大スクリーンで「21世紀初頭にヒトが実現し得るであろう宇宙旅行を観客に疑似体験させる」
という、つまりはアトラクションの王道、いわば万国博の展示映像的なものを期待していたはずだ。そしてその「疑似体験」は、
ヒトザルの投げた骨が400万年跳んで、ディスカバリーが木星周回軌道に到達するまでは続く。特撮の極致として今なお、畏怖と
ともに称賛されるここまでの描写はキューブリックの執念と特撮担当のダグラス・トランブル、そしてアーサー・C・クラークの
シナリオ、監修によって実現したが、当初予定していた予算とスケジュールはこの時点で大幅に超過していた。 >>95
君が怒るのは止めようが無いが、他人にまでソレを強いるなよってこった >>87
当人はあれで自重しているつもりのようですね。 ま、まずこれに答えて欲しい、後いくつかあるが
>>87 >>89
原作知らないのに私はさすがw
で、骨は武器ですよねwボケなしでw >>98
ハッ
それで、君らはそう思ってるのかな? MGMが注意深く観察していれば、ヒトザルはまだしもモノリスの登場には困惑したかも知れないが、もう遅い。
「Journey beyond the stars」という投げやりだが無難なタイトルの映画制作期間はとっくに二年近く経っている。
多くのシーンがハリウッドのMGMではなく、イギリスのパインウッドで撮影されたこともMGMの監視を雑なものにするのに有効だったろう。
ましてや、「ハリウッドのスタジオより安い」と言われれば否定する理由もなくなるが、個人的に一番快適だったのはイギリスを
地元とするクラークだったはずだ。ちなみにクラークがこの映画のシナリオを執筆したのはアメリカのホテルの一室で、
そのホテルの部屋には現在でも「アーサー・C・クラークは『2001年宇宙の旅』のシナリオをこの部屋で執筆した」と書かれた額が
飾られている。だから何と言う気はないが。個人的にはスリランカのクラーク邸の前までは行ったことがある。
コロニアル様式の思っていたより質素な屋敷の傍らに、衛星通信用パラボラアンテナが建っていた。 >>101
まぁ、ムギさんだし・・・
ぶっちゃけ、そんなもんです。 >>101
君らじゃ無いんだよ
個人で判断してるの
アンババとかわらんぞ?それじゃ? >>103
それで君らよく俺に、鏡みたいな反論するね
あきれるわ >>92
うん、基本、他はどうでもいいかな。
俺の中には俺の独自の基準があって、ムギさんの書き込みはそれにほとんど抵触してこない。それに絡む人の書き込みもね。
他の人の基準は知らないからどうでもいいとしか言いようがないが、少なくとも俺の基準を押し付ける気はないよ。
叩きたいなら叩けばいい。俺は眺めてる事になるだけ。 >>104
じゃあ、君はその約束はそこに消えたか教えてくれよ
なぜ本人がコテとの約束なら守るといって翌日破ってるか、ぜひ説明を >>105
まぁ、あきれるなら、それはそれで仕方ないことです。 >>107
知らねーよ約束なんて
全部のスレ読んでる訳じゃねーんだからwww >>106
すまない、2人以上は俺の能力では同時に相手できないのでまた今度でお願いします レーナナは古いタイプの映画ファンだと思う
印象批評とか、表層批評とかをして欲しい
結局、あなたはキューブリックは骨と軍事衛星で何を表したいと解釈しているの?ww >>100
w よくある勘違いだが「小説版」は映画公開後に書かれたもので「原作」ではないw
『2001年』の原作に該当するのはクラークの短編『前哨』、そして長編『幼年期の終わり』
例えば『ティファニーで朝食を』を制作したパラマウントの重役の一人がラッシュを観たあと、オードリー・ヘップバーンのいる
会議室で「ムーン・リバーを歌うシーンはいらないんじゃないか?」と言って彼女を激昂させた逸話が示すように、映画会社経営と
映画の価値を見極める資質は全く違うものだ。従ってここまでのMGMの困惑や不安は会社経営の観点として不当なものではない。
だから問題は彼らの想像力が貧困だった点だが、それでも制作中止に至らなかったのは、結果的に英断と言っていいかも知れない。
んあああ めんどいっ さてとっ いーかげん映画の話にしよおかっ
初めて「アンドロイド」という語彙と概念を登場させた『未来のイヴ』の中で「我々の愛もまた科学的ではないと考える理由はないのです」と
言ったのはリラダンだが、それに倣えば、キューブリックとクラークが作り上げたのも「我々の神もまた科学的に理解できないと考える理由はない」という
テーゼなのだ。この点については所謂『造物主』と『全能者』を峻別する必要はあるし、ヒトの進化を促す作業に従事する存在が「神」の成立〜認定要件を
満たすのか否か、はさらに別問題だ。農作物の播種〜育成〜収穫に従事する者を「神」とは呼ばないのと同様の理由で。
結局のところ、キューブリックとクラークが描いたのは「ヒトの進化にはヒト以外の知性が介在するのか? するとしたら何のために?」なのだ。
このテーゼが既存の『造物主〜神』の概念と、衝突とは言わないまでも多くの議論を励起したのが、この純然たる「SF映画」が神話だの宗教だの、
果ては超人思想だのと未だに詮議される理由だ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています