自由、平等、博愛を象徴するフランス革命記念日(7月14日)行事にフランス政府が日本の自衛隊を招待して日帝戦犯旗・旭日旗を変形した自衛隊旗を掲げて行進した場面に日帝侵略で苦痛を受けた国家らが怒っている。日帝の蛮行を糾弾してきた汎アジア系連帯組織慰安婦正義連帯(CWJC)は歴史認識が欠如したフランス政府の誤りに対し厳重に抗議する公開書簡をエマニュエル・マクロン大統領に送った。
(中略:経緯)

以下は慰安婦正義連帯がマクロン大統領に送った抗議公式書簡の翻訳だ。

2018年フランス革命記念日、日本の旭日旗行進について大統領様に

2018年フランス革命記念日を記念する閲兵式に多くの群衆の前で日本自衛隊の旭日旗がひるがえったのを見て私たちはこの上ない大きな衝撃を受けました。ナチが1940年7月14日、ハーケンクロイツ旗を揚げてシャンゼリゼ通りを行進して以後、この様な光景は初めてです。

旭日旗は日本帝国主義が行った戦争の時に使った旗であり、1894〜1945年、日帝が行ったテロの国際的象徴物です。また、軍国主義日本帝国の標章です。日帝はアジア太平洋全域を残忍に侵略し、多くの国々を収奪し、数えきれない攻撃、平和に対する犯罪、戦争犯罪、反倫理犯罪を犯しながら殺人、拷問、奴隷化、強姦、テロを日常的に行いました。

日本軍最高司令部首脳部は日本軍国主義の蛮行に対する指揮責任で有罪判決を受け戦犯として死刑されました。フランス刑法第645-1条には「拘束力ある国際裁判所によって反倫理犯罪で有罪判決を受けた組織や個人が使ったことを連想させるいかなる徽章、象徴、表象、制服などを公開的に展示したり着用すること」を明確に禁止しています。

私たちは反倫理犯罪を正す権利は消すことができず、廃棄できず、侵害できない権利であり、時効もないとフランスが法(1964年12月26日64-1236号法案)で明文化しているという点も喚起したいと思います。彼らは1946年4月29日に開かれた極東国際軍事裁判所で反倫理犯罪等で有罪判決を受けた事実にも注目するよう願います。

従って私たちは今回、旭日旗行進をした日本人たちは明白に刑法645-1条項違反をしたものと主張します。私たちは彼らが起訴され、法により処罰を受けるよう要請します。日本国内では1955年、聨合軍最高司令部の米国が地政学的な冷戦構図を考慮し、日本自衛隊の旭日旗使用を許容しました。

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▲フランス革命記念日に登場した日本の旭日旗変形自衛隊旗(c)SBS画面

しかしより高い倫理的基準と問題がある象徴物と行為を禁止する歴史を持つと考えてきたフランス共和国が、フランスの首都心臓部内で、反独裁と普遍的人権を記念するその行事で最悪の帝国主義的圧制と極悪な人権侵害、国際法上の集団虐殺、女性蹂躙を象徴する旗を公開的に展示する行為を許容するとは想像すらできないことであり、普遍的な良識に衝撃を与えるのです。
(中略:フランスが容認すると信じることを拒否します。)

私たちは現在、混乱し、苦痛で、道徳的に揺れる時代に住んでいます。象徴物は力を持っています。扇動したり落ち着かせる力、分裂させたり団結させる力、治癒したり苦痛をあたえる力があります。旭日旗を公開展示する扇動的な行為は有害で、分裂を助長し、暴力的で、人間の品位と道徳、社会、そして平和を破壊する全ての象徴です。大統領が私たちの憂慮を熟慮して直ちに迅速に行動に出て正してくれるよう促します。

深い尊敬を込めて

慰安婦正義連帯

ソース:プレシアン(韓国語) [専門]「旭日旗「行進許容したマクロンに送る公開書簡
http://www.pressian.com/news/article.html?no=205265