韓国・求礼(クレ)郡の中学生12人が23〜26日、姉妹都市の長崎県雲仙市を訪問。雲仙市の中学生と寝食を共にしながら、雲仙岳災害記念館(島原市)を見学したり、雲仙地獄などを巡ったりして交流を深めた。

 初の国立公園に指定されたという同じ歴史がある両自治体は2007年、姉妹都市協定を締結。中学生交流事業は12年から取り組んでいる。

 韓国の中学生は23日、雲仙市入りし、小浜温泉で足湯や蒸し料理を楽しんだ。24日に市役所であった歓迎式で、求礼郡東中3年のチョン・ジェイさん(14)は「足湯は目の前に海が広がり景色もきれいで、とても気持ち良かった」と笑顔。雲仙市立愛野中2年の松崎翔大さん(13)は「韓国の文化などを学びたい」と話した。

 31日からは雲仙市の中学生が韓国を訪問する。

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