世界各地で猛暑となる中、北朝鮮でも厳しい暑さが続いていて、一部で最高気温が40度を超えて、観測史上最も高くなっています。
北朝鮮では先月から厳しい暑さが続いていて、2日付けの朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は「一部で最高気温が40度を超え観測史上、初めての特別な現象となっている」と伝えました。

また、北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは、1日のニュースで、厳しい暑さが続いているとしたうえで、国内各地のプールが大勢の人でにぎわっている様子を伝えました。

このうち、首都ピョンヤン市内の遊泳場の映像では「波のプール」などで浮き輪を使って水遊びをする親子連れや、ビーチボールで楽しむ若者たちの様子が映されています。

また、北西部のピョンアン(平安)北道シニジュ(新義州)にある遊泳場でも、子どもたちが水泳の練習をしたり、ウォータースライダーを勢いよく滑り降りたりする様子を伝えていました。
さらに、天気予報のコーナーでは「高温の状態が続くので、水分や塩分をしっかりとるように」と注意を呼びかけるなど、暑さ対策が課題となっていることがうかがえます。
NHK
8月2日 13時00分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180802/k10011560371000.html