>>353
昭和20(1945)年、敗戦国となった日本は7年間の占領期間を経た後の昭和26年に、
サンフランシスコ条約を結んで連合55国ヶ国中48ヶ国と講和をしました。
この条約とそれに続く個別の国との協定(二国間協定)で、
戦争で日本が与えた損害に対して賠償を行なうことを約束し、ここから戦後処理が始まったのです。

例えばフィリピンには賠償約1980億円、借款約900億円、
インドネシアには賠償約803億円、借款約1440億円を支払っています。

この他、別表にあるように、賠償、補償の総額は約3565億5千万円、
借款約2687億8千万円で併せて6253億円(現在換算20兆971.42億円)にのぼります。